証拠金維持について

証拠金維持率目安は500〜1,000%。維持する方法は?

FXトレードをするなら、証拠金維持率も意識しましょう。

証拠金維持率は、資金の安全度を示す指標のようなもので、低すぎるとロスカットのリスクが高くなるからです。

では証拠金維持率は具体的に何パーセントを維持すれば安全なのでしょうか?目安は500%〜1,000%とされています。

その根拠は何なのか?証拠金維持率はどうやって計算しているのか?

この記事ではそうした疑問に答えつつ、証拠金維持率についてわかりやすく解説していきます。


目次
海外で維持すべき証拠金維持率は、500〜1,000%
証拠金維持率とは?
証拠金維持率100%以下は危険水域
海外口座では証拠金維持率50%以下でマージンコール
海外口座では証拠金維持率20%以下でロスカット
証拠金維持率を高くキープするためにやるべき3つのこと
1、資金は10万円から
2、ロット数は0.1ロット(1万通貨)から
まずは証拠金維持率500%以上をキープしよう!
海外口座で維持すべき証拠金維持率は、500〜1,000%
FXで維持するべき証拠金維持率は、短期売買なら300%、長期売買なら1,000%とされています。

長期売買の証拠金維持率が高いのは、ポジションの保有期間が長く、大きな変動にさらされるリスクが高いから。

多少の変動でもロスカットされないよう、証拠金維持率を高く設定するのです。

ただ海外口座はレバレッジが非常に高いため、国内FXよりもロスカットのリスクが高いです。デイトレードなどの短期売買でも、証拠金維持率は500%以上をキープしましょう。

逆に海外FXをしていて証拠金維持率500%を下回るようなら、リスクの高いトレードをしているのだなと自覚してください。



証拠金維持率とは?
証拠金維持率とは、必要証拠金に対する有効証拠金の割合のこと。計算式は以下の通り。

証拠金維持率 = 有効証拠金/必要証拠金 × 100
これだけだと分かりにくいので、具体例で説明します。

例えばあなたが10万円入金したとしましょう。有効証拠金は10万円です。(入金ボーナスは考えません)

アメリカドル円の通貨ペアを1万通貨注文するとします。必要証拠金はおよそ1,200円。

証拠金維持率の計算式は以下の通り。

100,000円/1,200円 × 100 = 8,300%
証拠金維持率は8,300%ですね。

維持すべき証拠金維持率が500〜1,000%であると考えると、8,300%は安全な状態です。ポジションを2、3倍に増やしても、まだ余裕はあるでしょう。

証拠金維持率を計算できるようになると、資金の安全度がすぐにわかるようになるのです。



証拠金維持率100%以下は危険水域
海外口座では証拠金維持率が100%を下回ると、危険水域とされています。

すぐにロスカットされるわけではありませんが、資金的に危ない状況であることに変わりはありません。

ロスカットを防ぐなら、なるべく早めに資金を投入して、証拠金維持率を100%以上に回復させましょう。

ここからは証拠金維持率が100%よりもさらに下回った時の話をします。



証拠金維持率50%以下でマージンコール
証拠金維持率が50%以下になると、マージンコールが発生します。

マージンコールとは、追加の証拠金を入れて証拠金維持率を回復させるよう促す仕組みのこと。別名で追証とも呼ばれます。

国内FXだとマージンコール中は新規注文ができなくなりますが、海外FXだと警告が出るだけで新規注文は可能です。

それでも資金的には危ない状態なので、マージンコールになったらすぐに証拠金維持率を回復させましょう。



証拠金維持率20%以下でロスカット
証拠金維持率が20%以下になるとロスカットされます。

ロスカットとは、証拠金維持率が一定以下になると保有ポジションを強制決済させされる仕組みのこと。目的はトレーダーの資金保護です。

ロスカットが発生する証拠金維持率を、ロスカットラインと呼びます。海外FXのロスカットラインは20〜50%が多く、ロスカットされにくいです。

ロスカットラインが低いほど、含み損をたくさん抱えられ、収益化のチャンスが広がります。ただロスカットされた時に資金がほとんど残りません。

ハイリスクなトレードをしたいなら、海外FX業者を選びましょう。


証拠金維持率を高くキープするためにやるべき3つのこと
少なくとも証拠金維持率500%以上をキープするべきです。

ただ海外FXをはじめたばかりの人は、証拠金維持率を軽視しがち。

最低でも以下の3点は意識しましょう。

資金は10万円から
ロット数は0.1ロット(1万通貨)から
注文時には逆指値設定を必ず行う(自動で損切りしてくれる)
それぞれの注意点を解説します。



1、資金は10万円から
始める時の入金額は10万円くらいがおすすめ。

いきなり100万円も突っ込むと、金銭感覚が狂ってしまい、適切な証拠金維持率をキープできなくなるからです。

海外口座最大レバレッジは1000倍と非常に高く、100万円で200-300ロットも注文できるため、資金管理がおろそかになりがちです。

まずは小額の資金でFXトレードを行い、証拠金維持率のバランス感覚を養いましょう。

資金が10万円なら、ロット数はどれくらいが適正か?
証拠金維持率は何パーセントがベストか?
損切りのpipsは?
こうしたノウハウは、FXトレードの経験を積むうちに自然と身につくものです。